<高校野球北北海道大会:旭川工2-1遠軽>◇20日◇決勝◇帯広の森野球場

 旭川工が遠軽に競り勝ち、7年ぶり5度目の甲子園切符をつかんだ。1回表2死二塁から、生田雄也捕手(3年)の左前適時打で先制。7回表には2死三塁から、柳川大和左翼手(1年)の適時内野安打で追加点を奪った。投げてはエース左腕・官野峻稀(3年)が9回に1点を返されたが逃げ切った。05年決勝と同一カードで、7年前と同じように勝利した佐藤桂一監督(55)は「感無量です。(官野は)素晴らしい投球をしてくれた。甲子園では初戦を突破して、北北海道の代表として頑張りたい」と、まだ勝利のない聖地での1勝を誓った。