巨人の貯金が消えた。2連敗で4月12日以来26日ぶりに貯金が消滅。勝率5割に戻った。

試合後には主将の岸田行倫捕手(29)が呼びかけて緊急ミーティングを敢行。「ちょっとチームとしても苦しい試合が続いてる。なんとかもう1回ここでみんなで頑張っていこうと。もう1回長いシーズンでこういう時もあると思うんで、なんとかみんなで乗り越えていきたいなと思ってやりました」と意図を説明した。

投手、野手含めて選手全員参加。伝えたかったのは暗くならないこと。「今、若い選手が多いですし、その元気だけはなくさずに、明るく、雰囲気自体も暗くはならないようにっていうのは言いました」と明るく乗り切れるように力を込めた。

タイミングについても主将経験の長い最年長の坂本に相談。「勇人さんに相談して、『こういう時ってやった方がいいですかね』みたいな。その時に勇人さんも『俺もちょっと思ってた』と。でも『キシのタイミングでやっていいと思う』とも言ってくださったので。今回名古屋に来て、負けちゃったので」と経験豊富な存在の力も借りて、ナインの心を1つにした。

試合は先発フォレスト・ウィットリー投手(28)が1回、2三振含む3者凡退と上々の立ち上がりも、2回、無死一塁から中日ボスラー右翼席に飛び込む3号2ランを浴びた。5登板目でリーグワーストに並ぶ4本目の被弾となった。

5回には1死一塁から柳の犠打を一塁へ悪送球と自らのミスで招いたピンチから適時打を浴びるなど来日後初めて5回を投げきれず。「調子自体悪くなかったけれど、それが良い結果に結びつかなかった」と4回1/3を81球4安打3四球と苦しい投球で2敗目を喫した。

ゴールデンウイーク9連戦で平均2・3得点と湿った打線はいまだに乾かず。中日先発柳にプレーボールから6者連続三振に仕留められると、5回まで得点が奪えず。6回にダルベックが適時二塁打を放ち、チームにとって28イニングぶりとなる適時打、19イニングぶりの得点をもたらすも、終盤に突き放されて及ばず。阿部慎之助監督(47)は「とにかく引きずっててもしょうがない。選手たちもミーティングしたみたいなので奮起を期待してます」と話した。