<全国高校野球選手権:大垣日大12-10藤代>◇12日◇1回戦

 藤代が、甲子園最大得点差タイ記録の8点差逆転を許し、初戦敗退した。

 1回表、3四死球にランニングホームラン含む4安打を絡め一挙に8得点。試合を決めたかに見えたが、その裏に4点を返されると「平常心でできなくなった」と菊池一郎監督(44)。5回以降毎回失点を繰り返し、同点に追いつかれた8回裏、勝ち越し2点本塁打を浴びた。

 12失点の先発竹内悠投手(3年)は「大量得点で守りに入ってしまった。どんどん点差が縮まっていくのが、マウンドで恐ろしく感じた」と、おえつを漏らしながら振り返っていた。