<全国高校野球選手権:日本文理6-5富山商>◇21日◇3回戦

 日本文理(新潟)が劇的なサヨナラ勝ちで、準優勝した2009年以来のベスト8に進出した。

 4-5で迎えた9回裏1死一塁、6番新井充内野手(3年)が左翼へ逆転サヨナラ2ランを放った。

 日本文理は8回に6本のヒットを打たれ4点を奪われ逆転を許したが、土壇場でひっくり返した。

 新井は「(エースの)飯塚も、みんなであきらめないと言っていた。つなごうと思っていた。打った瞬間、いったかなと思った。生まれて初めて、あんないい打球を打った」と笑顔を見せて振り返った。