<高校野球新潟大会>◇28日◇決勝

 第1シードの新潟明訓が、昨夏の選手権準優勝校の日本文理を11-6で下し、3年ぶり6度目の夏の甲子園出場を決めた。

 相手の失策も絡んだが、チーム打率3割5分3厘の自慢の打線が爆発し、14安打11得点。2打数2安打2打点、投げては2番手として4回1/3を1失点と好投した神田健太投手(3年)は「(打撃は)逆方向を意識して、なんとか自分を助けたかった。たまたまです」と笑った。佐藤和也監督(53)は「投打ともに神田が頑張ってくれた。昨夏の(甲子園)準優勝校に気持ちで負けなかった」と、目を赤くした。