阪神森下翔太外野手(25)と佐藤輝明内野手(27)が「こどもの日」に2年連続アベック本塁打を放った。投手陣が打たれ、5月5日の連勝は1分けをはさんで9で止まったが、虎の3、4番がキッズたちを笑顔にする夢アーチを届けた。
まずは森下だ。1回2死、中日金丸の内角151キロ直球をコンパクトに振り抜き、左翼ホームランウイングへ。4月17日の中日戦(甲子園)以来14試合ぶりの1発は同僚佐藤に一時並ぶトップの8号ソロ。「久しぶりに打ったので、また打てるようにします」。再び上昇気流をつかんだ。プロ4年間の「こどもの日」は打率5割、2本塁打、5打点。「勝てればよかったですけど、(5月5日に打てたことは)よかったかなと思います」とうなずいた。
2-7の最終回は4番が意地を見せた。先頭佐藤は中日福のスライダーを右翼ポール際へ。打った瞬間の確信弾は並ばれた森下に再び1本差をつけるトップの9号ソロ。3試合ぶりアーチでこどもたちに諦めないプロ野球選手の姿勢を体現した。「いいところ見せられたんじゃないですか」。淡々と振り返ったが、こどもたちへのメッセージは「とにかくがんばれ!」。少年、少女が大好きな大男。試合前は「輝、がんばれ~」とさけぶ少年に優しく手を振った。こちらもプロ6年間の「こどもの日」は打率3割4分8厘、3本塁打、8打点と勝負強い。誰もが背番号「8」に憧れる。
チームは2試合連続の逆転負けで4カードぶりの負け越しが決まった。それでも2位ヤクルトも負けて首位を守り、9連戦は4勝4敗で6日の最終戦へ。森下と佐藤が快音を奏で、大型連戦を締める。【只松憲】
◆こどもの日の森下と佐藤 森下は3試合で打率5割、2本塁打、佐藤も6試合で3割4分8厘、3本塁打の好成績。2人とも2年連続での本塁打となったが、阪神で2年続けてこどもの日に本塁打は12、13年新井貴以来。こどもの日に2年連続アベックアーチは球団史上初めてだ。なお、他球団では、23、24年にDeNAの佐野と牧が記録している。



