西武の広池浩司球団本部長(52)は「やっぱり、さすがですね」と感嘆の声でうなった。

合流から4試合目にして、主砲のタイラー・ネビン内野手(28)が2ラン2本を含む4安打。「今日だって(初回の)あの2ランがなかったらこういう展開になってたかなって。(スタンドへ)持って行ってしまうのが、バットの出方とかも含めてさすがだなと」と感服した。

3日前に20安打、この日は19安打。打てなかった西武が変わりつつある。偶然か、ネビンの合流を機に。「1人いるだけで『違うな』ってところですね。彼が打ってくれることでチームが『行けるな』ってなるのは間違いないと思います」と認める。

昨年6月23日、球団は異例の決定を発表した。来日1年目のネビンと、2年後となる27年秋まで契約延長する-。広池本部長は「すごく安定感もありますし、チームを鼓舞するようなしぐさもある。実際にそういう声掛けもしてくれる。絶対に必要な選手だなと思って、契約を延長しました」とあらためて振り返る。

ネビン自身もこの夜、あらためて「2年契約は正しい決断だったと思うよ」と言った。3年連続Bクラス、もともと発展途上のチーム。助っ人が打つことで、若手たちの勝利経験が増えていく。それだけに最良の存在。少なくとも、27年末までネビンはここにいる。【金子真仁】