<高校野球千葉大会>◇22日◇準々決勝

 習志野が10-3で市柏を破り、4強入りを決めた。

 プロ注目、強肩強打の習志野・山下斐紹(あやつぐ)捕手(3年)が、通算35本目となる2ラン本塁打を放った。4回1死三塁。初球の内角直球を振り抜くと打球はバックスクリーン(推定130メートル)へ突き刺さり、2試合連続本塁打となった。山下は「5点を先制して、2点返されたので嫌な雰囲気だった。走者をかえすことだけを考えた」。これで今大会は13打数9安打の打率6割9分2厘、10打点。ロッテ永野スカウトは「走攻守3拍子そろっていて、勝利に対する執念がすごい」と絶賛していた。