<全国高校野球選手権:成田2-1智弁和歌山>◇7日◇1回戦
6年連続出場の智弁和歌山が3年ぶりに初戦で姿を消した。5回に先頭打者への死球をきっかけに2失点。6回に4番の山本定寛一塁手(3年)の適時打で1点を返し、7回も1死一、三塁の反撃機を作ったが、1、2番が連続三振に倒れた。智弁和歌山の夏の甲子園初戦敗退は、07年に佐藤由規投手(当時3年=ヤクルト)を擁する仙台育英に敗れて以来。甲子園通算60勝にあと1勝に迫っていた高嶋仁監督(64)は「智弁らしさをちっとも出せなかった。でも必ずまた、出てきます」と雪辱を誓った。