<全国高校野球選手権:履正社4-1天理>◇12日◇2回戦

 履正社(大阪)が天理(奈良)との近畿対決を制し、2度目の出場で夏初勝利を挙げた。初回に大西晃平左翼手(2年)の適時打で1点を先制し、2回にも2点目を追加。5回には犠飛と重盗で2点を奪い、4-1と天理を突き放した。先発の飯塚孝史(2年)が8回無死一塁まで1失点と好投し、救援のエース平良寛太(3年)が天理の反撃を断った。岡田龍生監督(49)は「13年ぶりの夏の甲子園で初めて勝てて、本当に感激しています」と強豪を倒した余韻に浸っていた。