<全国高校野球選手権:北大津9-3前橋商>◇14日◇2回戦
前橋商(群馬)のドラフト上位候補、「上州のイチロー」後藤駿太外野手(3年)は攻守に好プレーを見せたが、北大津(滋賀)に敗れた。
関東NO・1野手、前橋商・後藤の目に涙はなかった。「点差をつけられたけど、楽しく、悔いも残らずにできた」とさわやかに言った。
50メートル走のタイム6秒0、遠投115メートルの高い身体能力を、大舞台でいかんなく発揮した。5回1死一塁の守備では、4番打者が放ったライナー性の打球をダイビングキャッチ。すぐさま起き上がって中堅から一塁へ返球、飛び出していた一塁走者を刺した。6回の打席では、130キロ直球を右前へ運び、一気に二塁へ。右翼手が捕球にもたつくのを確認すると、二塁ベース手前からグングン加速して三塁を陥れた。「ガムシャラにできました」と振り返った。
今後の進路については「これから決めます」としながらも「(将来は)プロでやりたい。チャンスがあるなら、ある時に行きたい。3拍子そろった選手になりたい」と本音をのぞかせた。【今井恵太】

