北海道出身の伝説的ロックバンドGLAYが、試合前にライブパフォーマンスを披露した。

 グラウンドの特設ステージで名曲「HOWEVER」を披露。TERUは「ここ札幌ドームで歌えるとは思いませんでした。みなさんのおかげです」と感謝を伝えると、球場は大歓声に包まれた。続いてTAKUROが作詞作曲した北海道新幹線のイメージソング「Supernova Express2016」で球場全体を1つにすると「今日は思いっきりファイターズを応援しようぜ!」と盛り立てた。

 毎年恒例の人気企画「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ2016」の一環で実現。TERUは人生初の始球式にも登場。背番号901(グレイ)のユニホームで、本塁付近でワンバウンドとなったが、大きく振りかぶりダイナミックに投球した。

 以下はメンバーコメント。

 リーダーでギターのTAKURO (北海道新幹線開業イメージソング「Supernova Express2016」は)1番は北海道に対する恩返しの気持ちで作りました。北海道新幹線は子どもの頃からの夢でありますし、北海道に来た人たちに『おかえり』『ゆっくりしていってね』というメッセージを込めました。音楽もスポーツも、見ている人に活力を与えるだけでなく、見ている人から力をもらえるというのは同じだと感じていますので、普段以上に熱を帯びたパフォーマンスになる様に心がけました。

 始球式も務めたボーカルTERU 昨日はリハーサルで20球投げましたがストライクが入らず、なかなか眠れませんでした。低めではありましたので、しっかり投げることが出来たので始球式は120点です。ファンの方がこの日を楽しみにまってくれた事が楽しかったですし、選手の中には登場曲に使ってくださっている方もいらっしゃるとの事で、とてもうれしく思います。これからも応援していきます。

 ベースJIRO 北海道新幹線が開通して、今まで以上に北海道に親しみを持ってもらえるとうれしく思います。札幌ドーム周辺でユニホームを着た、たくさんの方の姿を見ることが出来ましたし、選手みなさんもそうですが、多くの方と出会うことができ、札幌ドームで演奏出来たことは光栄です。これからもファイターズを応援していきたいです。

 ギターHISASHI いろんな地域でコンサートをしてきましたが、札幌ドームは緊張しました。GLAYも夢を与えるというテーマを持って音楽活動をしていますが、選手のみなさんも同じ様にプレーしていると思います。北海道新幹線開通で函館により来やすくなったので(バンド結成の地である)函館を中心に盛り上げていきたいです。