巨人先発のルーキー畠世周投手(23)が7回5安打1失点の好投で5勝目を挙げた。相手打線に対し、力強い直球を武器に真っ向勝負を挑んだ。CS出場圏内を争う直接対決を制し「いつもと変わらず、負けられないという気持ちでマウンドに上がった。正直、調子は良くなかったけど、小林誠司さんのミットを目がけて投げました」と話した。

 自身4連勝でチーム内の評価も急上昇だ。プロ入り初の中5日での登板でも結果を示した。斎藤投手コーチは「よく頑張ってくれた。(中5日で)いかせていいものかどうか、というこはあったけど、現状を考えるとしょうがない。いろんな経験をすることはいいこと。(菅野、マイコラス、田口の)3本柱と同じぐらいで見ている。力の入れ具合、メリハリがいい」とたたえた。