阪神ルイス・メンドーサ投手(33)が、日本ハムから移籍後、初登板を果たした。中日相手に先発で甲子園のマウンドに上がると、ファンから歓声で迎えられた。1回は、先頭の京田に右前打を許し、続く亀沢の内野安打で、いきなり無死一、二塁の大ピンチ。

 ここから粘って無失点で切り抜けた。3番藤井が送りバントを空振りし、飛び出した二塁走者の京田を捕手坂本が刺す。さらに藤井の一ゴロを一塁手大山が捕ってベースを踏み、二塁へ送球してダブルプレー。相手の拙攻と味方の守備に助けられ、緊張の移籍初登板を無失点で立ち上がった。

 だが、4回に2点の先制を許す。1死二塁から、甘く入ったチェンジアップをゲレーロに左翼席へ運ばれた。