アンダーアーマー主催の「ベースボールフェスタ川崎久地2017」が9日、神奈川・川崎市で行われ、ソフトバンク柳田悠岐外野手(29)、DeNA山崎康晃投手(25)が参加した。

 小学生たちを相手に、投打の日本トップレベルの2人が指導。トークショーでは、日本シリーズでの裏話を明かした。

 日本シリーズ第5戦で2人は直接対決。柳田の打席の直前で投手交代し、山崎康がマウンドに上がった際には「ヤベーな」と思っていたという。柳田は「今季は回またぎがなくて想定外だったから、三塁側ベンチはざわついていた。初球高めの直球がクソ速くて空振り。これは終わったな、と」。一方の山崎康も「ネクストで柳田さんが待っていて、嫌なバッターだと思っていたけど、抑えるしかないと思った。結果が出てよかった」と、そのときの心情を語った。

 イベントでは、2人が投打を交代しながら3球勝負で直接対決。本塁打性の当たりを打った山崎康に軍配が挙がった。罰ゲームとして、山崎康のツイッター投稿用に変顔を撮影された柳田は「シーズン中にはないような楽しさで、子どもの頃を思い出した」と笑顔を見せた。