愛する娘のため、「夏男」目指します。楽天銀次が30日、12月初旬に誕生した第3子の長女へ活躍を誓った。

 妻夏子さんから一文字とり「小夏」と命名。長男虎次郎君、次男桃次郎君に新たな命が加わった。「本当にかわいい。癒やされますし、責任感がさらに増した。一家の大黒柱として、ふがいない姿は見せられない。嫁さん、息子たち、娘のために、1年間通して数字を残したい」と力強く言った。

 文字通り、季節問わず、コンスタントに結果を残す。今季の月別打率を比較すると7月が最高で3割6分4厘。逆に最低は、8月の2割3分7厘だった。「夏はもともと大好き」と言うが「夏真っ盛り」で停滞してしまった。「嫁さんも夏で、子どもにも夏という名前を付けている。その時期もしっかり活躍しないと意味がないですね」と強い責任感を示した。

 今季は全143試合に出場し、打率2割9分3厘に終わった。来季の目標は首位打者。「今年は優勝も逃して、チームとしても個人としても悔しい1年となった。2018年は、良い年にしたい」。来季は「ギンギラ」の夏にする。【栗田尚樹】