ソフトバンクが26日、宮崎での春季キャンプを打ち上げた。工藤監督は「ケガが1、2人出たけどそれ以外のメンバーはやるべきことをやっていた。苦しいキャンプだったと思うけど、よく頑張ってくれた」と評価した。

 今季はキャンプ前日に内川、松田ら6人のレギュラーを指名。投手陣も先発5人を先に発表する異例のスタートだった。「自覚をもってやってくれた」と期待通りに、主力メンバーは率先して盛り上げ、練習量もこなした。

 一方で、若手の突き上げがなかったのも事実。特に野手に関しては、故障者の出た捕手以外にキャンプ中のA組昇格者がいなかった。今日27日からは「みやざきベースボールゲームズ」のロッテ戦から対外試合がスタート。工藤監督は「オープン戦でしっかり結果を残した人をそのポジションに入れる」。本格的に1軍生き残りをかけたサバイバルが始まる。