ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手(32)が開幕前最後の登板となったウエスタン・リーグ広島戦で、6回途中6失点と打ち込まれた。

 初回に3安打で1点を先制されると、3回には犠飛でさらに1点。4回は自身の送球エラーも絡み2点を失った。6回は無死から連続長打で1点を失い、1死を取ったところで目安の100球となり降板。残った走者もその後に生還したため、バンデンハークは6失点(自責4)となった。

 開幕2カード目の4日西武戦(メットライフドーム)に先発予定の右腕は「いい球もありましたし、まあまあの球もあった」と振り返った。ここまでオープン戦3試合で防御率4・63といまひとつの内容が続いていたが、最終登板でも結果を残せなかった。「次の登板に向けて調整していきたい。(残り1週間で)やるべきことは決まっている」とシーズンを見据え話した。【山本大地】