西武外崎修汰外野手(25)が、“アップルパンチ”でチームを逆転勝利に導いた。

 1点を追う7回無死満塁、3球目の変化球を捉え、左前に2点適時打を放ち、逆転に成功した。その後も打線がつながり、打者一巡で6得点。「ノーアウトだったので、結果を恐れずに思い切っていこうと思っていた。僕が打てなくても、後の人が何とかしてくれるかなと思っていた」と振り返った。チームは27年ぶりとなる開幕8連勝。「勝てるとすごく気持ちいい。このままもっともっと、伸ばしていきたい」と話した。

 青森の実家がリンゴ農園を営んでいることから、ファンの間では外崎が活躍するとSNSで「アップルパンチ」と投稿することがひそかに流行っている。外崎も「いいんじゃないですかね。応援してくださっていることがすごく伝わる。期待に応えようといい方向に思っています」と笑顔。最後には自らマイクを持ち「スリー、ツー、ワン!アップルパーンチ!」と右拳を突き上げ、ファンと歓喜を分かち合った。