ソフトバンク柳田悠岐外野手が17日、出場選手登録を抹消された。柳田は前日の西武戦前に打球が頭部に当たっており、脳振とう特例措置の対象。10日を待たずに再登録できるが、NPBの定める数日間のプログラムをクリアする必要がある。

この日は柳田はチームとともにメットライフドームに来たが、練習には参加せず。氷のうを包帯でグルグル巻きにして頭部を冷やすなど、治療に努めた。試合前には西武栗山がソフトバンク側のベンチ裏を訪れた。「登録抹消になったんですよね。大丈夫ですか。歩けていますか?」と柳田の状態を心配した。だが柳田には会えず、球団スタッフに「よろしく伝えてください」と託して自軍ベンチに戻った。その数分後、柳田が姿を現し「栗山さん、もう行っちゃった?」とすれ違いになった。「大丈夫と伝えてください」とスタッフに託した。

工藤監督は「特例のプログラムに則ってやります。頭部ですので。まだ今後どうするかは決まっていない」と慎重に話した。