西武小川龍也投手(27)が、7月に中日からトレード移籍後初勝利を挙げた。

チームは開幕以来となる今季2度目の8連勝で、優勝へのマジックを減らした。

小川は2-2の7回2死一、三塁のピンチで4番手としてマウンドに上がった。ロッテ角中を一ゴロに抑え無失点で切り抜けた。

しかし8回、先頭の福浦に2000安打目となる二塁打を許し、続く鈴木の犠打を悪送球して失点。移籍後、初めての失点(自責0)となった。

それでも9回、山賊打線が白星を呼び込んだ。山川の逆転3ランが飛び出し、土壇場で試合をひっくり返した。小川は西武での初勝利を手にしたが「ヒットを打たれたのは実力不足、エラーしたのは練習不足です。チームが勝てたことがよかった。(野手の)みなさんに助けてもらいました」と反省しきりだった。