日本ハムは5日、高良一輝投手(24)に来季の契約を結ばないことを通達した。2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷の球団施設で取材に応じた高良は「自分の力を発揮できなくて、すごく悔しい思いです。まだ24歳なので、トライアウトを受ける方向で考えています」と、現役続行を目指すことを明かした。

16年ドラフト3位で九産大から入団した右腕は、今季までの2年間で1軍登板はなかった。イースタン・リーグでは2年間で通算41試合に登板し、1勝10敗、防御率6・96だった。日本ハムでの2年間について「あまりいい結果が出せなくて悔しいことばかりです。(2年での戦力外に)少しびっくりしましたけど、この結果なら仕方ないと思います。野球の難しさを知りました」と、振り返った。