セ・リーグ王者の広島が逆転勝ちで巨人に連勝した。

リーグ制覇のアドバンテージ1勝を含めて3勝0敗とし、2年ぶり日本シリーズ進出に王手をかけた。打線は7回まで1安打と苦戦していたが、8回に代打新井が同点打。菊池の決勝3ランで突き放した。先発ジョンソンは8回1失点の好投で勝利投手となった。緒方孝市監督(49)の談話は以下の通り。

-8回に逆転

緒方監督 シーズン中も何回か感じたけど、厳しい状況からひっくり返して勝ちきるチームの底力をこういう大舞台で出してくれた。打った新井もすごいし、走った上本もすごいし、キク(菊池)もまさかあそこでホームランを打つとは思わなかった。すごい集中力を見せてくれる。(続けて)ジョンソンも粘り強くね。石原もいいリードをしてくれたから。

-新井が球場の雰囲気を変えた

緒方監督 打ったのは新井の力だけど、ファンの声援が乗り移った感じだった。本当に難しいボールだと思うけど、よく打ったね。

-3者連続代打を送った

緒方監督 それまでの(打席)内容がね。畠なら右の方がいいんだけど、小窪にしてもちょっと内容が…。守備は良かったけどね。1人ランナーが出れば、ちょっと空気が変わるかなと思った。

-突破に王手

緒方監督 明日全力でいかないと、1つの勝ち負けでまた流れが変わる。明日また自分たちの野球をやるということ。