34年ぶり4度目の日本一を目指す広島が、連覇を狙うソフトバンクに敗れ1勝1敗1分けのタイに持ち込まれた。

広島は0-2で迎えた5回、安部の本塁打で追撃開始。1-4とされた6回は鈴木誠也の本塁打と会沢の適時打で再び1点差とした。6回に4点、7回にも1点を失い6点差とされても、8回に鈴木のこの日2本目となるソロ本塁打と安部のこちらもこの日2本目となる満塁本塁打で三たび1点差に迫ったが届かなかった。

パ・リーグの本拠地では巨人が楽天と対戦した13年の第7戦から14年阪神、15年ヤクルト、16年広島、17年DeNAと12連敗中だった。この日の敗戦で13連敗。セ・リーグが抱える暗黒の歴史を拭い去ることはできなかった。