おにぎり君こと日本ハム横尾俊建内野手が、2戦連続のアーチでパワーを見せつけた。

8回に代打で出場し、巨人沢村の内角146キロを一振り。軽々と左翼席を越えた。「追い込まれていたので、どんな球にも対応できるようにしていた」と、丸顔に笑みを浮かべた。今季は“好球必打”をテーマに掲げている。愛称に合わせた“おにぎりポーズ”は、今季初本塁打を放った23日広島との練習試合に続いて封印。「(三塁コーチの)川名さんが、やってくれないんですもん」と眉を下げた。一緒に握ってくれる日まで、アーチを描き続ける。