矢野ガッツ連発で奪首だ! 3位阪神が28日から2位巨人&首位広島と6連戦に臨む。今季最多の貯金4で、2・5差で首位を追う矢野燿大監督(50)は、「ガッツポーズしまくりたい」と必勝宣言。また、日刊スポーツのWebサイトで投票を募った「みんなの総選挙」の第5回「セ・リーグ監督、理想の上司は誰?」では矢野監督が1位に輝いた。ノッてる指揮官が交流戦前のヤマ場で一気に首位を奪い、パ・リーグとの対決に臨む意気込みだ。
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矢野阪神が1つ目のヤマ場を迎えた。今季の巨人戦は6戦全敗で始まり、前回対戦でようやく2勝したが、甲子園での伝統の一戦は昨季7月から球団ワーストタイの9連敗中。何としてもここで負のデータを食い止めたい。矢野監督は「まだまだ借りがある。一番は自分たちの野球が目指すとこやと思う」と、さらなるリベンジに気合十分だ。
ホームでの巨人3連戦後は、2・5差で追う首位広島と敵地3連戦が待つ。白星量産で交流戦に臨みたい大事な6番勝負。「矢野ガッツ」連発で一気にセ界トップに躍り出る意気込みだ。
「もう、(矢野ガッツ)しまくりたい。しまくって思い切り楽しみ切って。選手たちとファンの人と、甲子園をそういう雰囲気に包み込めるような野球をしたい。目の前のジャイアンツをやっつけにいくだけ。やることは何も変わらない。ただ、ガッツポーズはいっぱいしたい」(笑い)。
ド派手なガッツポーズが今季最多貯金4を呼ぶ良い流れを作っている。ヒットを打った打者が、三振を奪った投手が、高々と腕を突き上げる。オープン戦から始まったこのムーブメント。誰よりもガッツポーズを繰り返すのは、もちろん矢野監督だ。今では開幕前の下馬評を覆して波に乗る、猛虎の象徴になっている。
グラウンドで感情を爆発させる指揮官は「俺はもう楽しむって決めているから。俺が一番楽しまんと、選手は楽しまれへんし。うれしいときは思い切り喜ぶし、悔しいときは悔しくなる。俺はそういうタイプのやり方」と意図を明かした。球団の営業側もその象徴的なシーンに着目。Tシャツなど「矢野ガッツ」関連のグッズ発売の検討に入った。矢野監督のガッツポーズが多いほど虎の順位も上がる。「矢野ガッツ」連発ウイークにする。【桝井聡】
▼阪神は甲子園での巨人戦に、18年7月16日から9連敗中(1分け挟み)。16年4月26日~9月8日の9連敗と並び、球団最長となっている。28日も敗れ10連敗となれば、ワースト記録を更新する。また今季4月20、21日と2試合連続完封負け。もし3試合に伸ばすと、同一シーズンでは95年7月18~20日と並びワーストとなる。負の連鎖を断ち切って、浮上のきっかけにしたい。
▽阪神浜中打撃コーチ(巨人3連戦に)「甲子園で打てていない。(28日は)高橋が来ると思うが、打てていない。しっかり対策を立てたい。甲子園では(26日DeNA戦のように)ホームラン、ホームランとはいかない。4番(大山)が進塁打を打ったように、あの点の取り方が甲子園では必要になってくる」
▽阪神糸原(巨人3連戦に)「順位は関係なしにして、まずは(カード)頭を取れるように頑張ります」
▽阪神マルテ(巨人3連戦に)「ルーティンなど、同じことをやることが大事。それをやって、自分にとってポジティブな結果がついてくるように頑張りたい」



