9連戦の初戦先発が託された阪神・先発西勇輝投手(28)が、6回8安打2失点で降板した。3回2死、佐野に右翼へ先制のソロ本塁打を献上。

5回にも1死一塁から佐野に中越え二塁打を浴び、2点目を許した。毎回走者を出しながらも他の失点は許さず粘り強く投げ続けたが、味方の援護に恵まれず降板。4勝目は次回以降に持ち越しとなった。

西はこの試合前まで13試合に先発しチームトップの91回1/3を投げていた。開幕からローテーションを守るなど安定感ある投球を続けているが、5月10日の中日戦以来、2カ月近く勝ち星がない。