同大が敗れ、全日程を終了している京大の史上初の4位が確定した(82年の関西学生野球連盟発足以降)。京大は同大、関学大から勝ち点を挙げている。同大がこの節で2勝して勝ち点2で並んでも勝率で京大を上回れなくなった。

今季の京大は5連敗で始まったが、9月22日の近大戦で金星を挙げ、連敗ストップ。10月7日の関学大2回戦からは4連勝してリーグ戦終了。00年秋以来の最下位脱出を確定させていた。1シーズン5勝、年間7勝はともに大学の新記録だった。

投手(3年=彦根東)が元ロッテ田中英祐以来の3勝を挙げる大奮闘。藤原風太投手(4年=東海大仰星)も安定した投球を見せるなど投手陣が踏ん張った。打線は打率4割5厘で終えた北野嘉一内野手(3年=北野)や2本塁打の西拓樹内野手(4年=西京)、8打点の脇悠大内野手(2年=膳所)ら主力が支えた。