ヤクルトのドラフト5位八千代松陰・長岡秀樹内野手(18)は、丸山スカウトから贈られた宮本慎也氏の「歩-私の生き方・考え方-」を持参して入寮した。

その中で頭に残ったのは、野村元監督の「脇役の一流を目指せ」という言葉。甲子園不出場ながらプロ入りを果たした自身の歩みに重ね「自分に合っているなと思った」と明かした。同6位の八戸学院光星・武岡龍世内野手(18)は、徳島市内の実家から父の運転するミニバンで約14時間かけ上京。新入団発表会見で「“タピオカ君”と呼んで」と要望した通り、年末に地元でタピオカを飲んで英気を養った。「夢だったプロの生活が始まるので、これから楽しみ」と話した。