巨人丸佳浩外野手が東京五輪出場と日本一、2つの目標を掲げた。6日、ジャイアンツ球場で自主トレを公開。昨年11月に緊急招集され、世界一に輝いたプレミア12の経験を踏まえ「自分の成績よりはチームが勝てるように何をすればいいかというのが、いつも以上に考えさせられた。自分のやることをやった上で選ばれるように頑張りたい」と意欲を見せた。

五輪はテレビで見るもので自身とは縁のないものだと考えていた。しかし偶然にも野球選手として最も脂の乗った31歳で巡ってきた日本開催。「野球がまたあるということなので不思議な感じ。オリンピックはまた気持ちの入り方が違うと思う」と気を引き締めた。

もちろん一番の目標は日本一だ。広島時代から4年連続リーグ優勝を果たした一方で4年連続日本一を逃した。「去年、一昨年の日本シリーズは役割が果たせてなかった。自分のできること、自分の役割というものがあるわけですから、そこをしっかりやっていかないといけない」。五輪メンバー入りで日本と世界の頂点を目指す。【久永壮真】