163キロを出す骨格メカニズムは、怪物投手たちと同じだった! 19日、ロッテの新人合同自主トレで「4スタンス理論」の提唱者・広戸聡一氏(58)の講義が行われた。体の使い方を4分類する理論で、佐々木朗希投手(18=大船渡)は「B2」に分類された。ヤンキース田中将大投手(31)やエンゼルス大谷翔平投手(25)もB2。体力測定で明らかになった筋力に続き“令和の怪物”の謎が解き明かされていく。

<佐々木朗希、マー君、大谷ら>

◆運動の起点:首の付け根、股関節、足底

◆運動軸の形成:運動方向後方

◆動かす起点:みぞおち、膝

◆運動時の体幹の状態:直線的

◆出力の方向性:降下

◆末端の支配:薬指

◆意識の起点:胸側

◆運動軸の動き:クロス

<4スタンス理論とは>

人にはそれぞれ骨格や運動のメカニズムがあり、それぞれに合った体の使い方がある、という理論。バランスの重心となる足裏のポイントによってA1、A2、B1、B2の4つに分類する。ゴルフスイング分析に用いられ話題になった。