社会人野球のヤマハが12日、浜松市内で新加入3選手の発表会見を行った。掛川市出身で掛川西、立命大で活躍した大本拓海捕手(22)は「高校生の頃からヤマハでプレーしたいと思っていた。打てる捕手として長打力を生かし、戦力になれるように頑張りたい」と抱負を語った。

大学時代には、現DeNAの東克樹投手(24)、坂本裕哉投手(22)とバッテリーを組んでいた。「東さんには引っ張ってもらっていたが、同学年の坂本とは2人で試行錯誤してやっていた。良い経験ができた」と振り返った。先月から練習に参加。すでに全投手の投球を受け「大学とはレベルが違う。ちゃんと捕らなきゃ」と意気込んだ。

多彩な変化球と制球力が武器の清水蓮投手(22=共栄大)は「いろんな球種で的を絞らせない投球をして、日本一に貢献したい」。浜松市出身のももいろクローバー・百田夏菜子(25)の大ファンで「都市対抗の決勝へいって、百田さんに見に来てもらいたい」と願った。永浜晃汰内野手(22=東北福祉大)は、大学3年時に全国制覇を経験。だが「当時はレギュラーではなかったので、ヤマハではレギュラーとして日本一になりたい」と力を込めた。【河合萌彦】