DeNAドラフト1位の森敬斗内野手(18=桐蔭学園)が、2軍の練習試合中日戦に1番遊撃でプロ初スタメン出場した。プロ初打点となる3打数2安打1打点で猛アピール。

1回に福谷の142キロ内寄り直球を右前打すると、5回1死一、二塁から松葉の137キロの外角球を左翼フェンス直撃の適時二塁打とした。「2安打したからではなく、左投手との対戦で体を開かずに、しっかりと壁をつくってぶつけていけたことが大きな収穫」とうなずいた。

3試合で3安打のルーキーの評価は上昇を続ける。視察したラミレス監督も「打撃練習から良かったし、安定していた。これだけ好調を続けていれば考慮しなければいけない」。実戦を積ませたい意向から1軍昇格は当面なさそうだが、オープン戦や練習試合で1軍に一時的に呼び寄せる可能性を含ませた。森は「しっかりとアピールを続けて1軍に呼んでもらえるように頑張りたい」と話した。