#開幕を待つファンへ。新型コロナウイルスの影響で開幕延期となったプロ野球。もし予定通りに開幕を迎えていたら、各球団どんな先発ローテだったのか。担当記者が現状と今後のポイントを整理。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

3年連続2桁勝利のエース大瀬良と過去5年で2桁勝利4度のK・ジョンソンが今年も先発の柱。2人に次ぐ存在と期待された昨年7勝の左腕床田は調整遅れが目立つ。予定通りの開幕なら第2戦の先発が濃厚だったが、延期となって結果次第では降格となる可能性もゼロではない。

11日時点で佐々岡監督は「ローテーションの投手が決まっていないのが現状」と嘆いていた。昨年8勝の九里がふがいない投球を続けて2軍降格となり、代わって薮田が昇格。期待株の遠藤もアピールに欠ける。その中で最も結果を残してアピールしたのが、ドラフト1位森下。当初の日程なら開幕第3戦先発が決定的だった。延期で若手によるローテ生き残り争いが再開する。加えて右ふくらはぎ痛から復帰したばかりの野村が、開幕時期によってはローテ入りする可能性も出てきた。【広島担当・前原淳】