ソフトバンク工藤公康監督が、「分離作戦」で23日からの西武6連戦(メットライフドーム)に挑む。

「シンプルに考えて、3連戦と3連戦で6連戦。まずは最初の3連戦で勝ち越しを狙う。そして4戦目からの3連戦でまた勝ち越しを狙う」と明かした。「前半3連戦」の初戦、23日先発はムーアで「後半3連戦」の初戦は開幕投手の東浜。その2人がそれぞれ、3連戦のアタマに先発。3連戦勝ち越しを続け“6連戦4勝2敗ペース”を狙う。

◆同一カード6連戦 公式戦で連続6日以内の同一カード6連戦は88年10月9~13日、近鉄とロッテが藤井寺、川崎で各3試合を5日間で行って以来になる。当時の近鉄は優勝争いで勢いづき、ロッテに全勝して「6タテ」を食らわせた。同一球場の主な連戦では56年9月4~6日に近鉄-東映(藤井寺)が3日連続ダブルヘッダー、57年10月11~17日に西鉄-東映(平和台)が7日間で9連戦を行っている。なお、CSファイナルでは同一球場6連戦が14年ソフトバンク-日本ハム(ヤフオクドーム)など3例ある。