阪神ジョー・ガンケル投手(28)が1カ月ぶりの1軍マウンドで快投した。1点ビハインドの8回裏に登板。1イニングを完全投球した。

3番阿部を低めスライダーで遊ゴロに仕留めると、4番ビシエドは148キロ直球で詰まらせて再び遊ゴロ、5番A・マルティネスも148キロ直球で二ゴロに打ち取った。

「久々のマウンドだったので、しっかり低めに集めることを考えた。今日は低めのスライダーだったりボールがキレていたので、打者を抑えることができた。次も低めに投げられればと思います」

6月24日ヤクルト戦で来日初登板初先発したが、4回3失点で2軍降格。今月12日に中継ぎ要員として1軍再昇格したが、今度は14日の試合前練習中に腰の張りを訴えて、わずか2日で再び登録を外れていた。

前日24日に再び1軍登録され、接戦の場面で好投。セットアッパーの岩崎が左肘の張りで出場選手登録を抹消された状況で、来日1年目の右腕も重宝されそうだ。