ヤクルトは今季初の同一カード3連敗を喫し、最多の借金6となった。

先発の高梨は、毎回先頭打者を出し、5回5失点で3敗目。先発投手が崩れて敗戦につながる展開が多く、高津臣吾監督は「慎重に入っていたり、というのはよく分かるんだけど、もう少し攻めていかないと。(高梨が)昨日、一昨日のゲームを見て、思うことはあってマウンドに立っていると思うんだけど、もっと彼らしくどんどん攻めていってよかったのかなと思う」と厳しい表情だった。

今季初めて、2番に青木、3番に山田哲を入れる打線を組んだ意図については「いろいろ考えて、いろいろ意味があってちょっと入れ替えました」と多くを語らなかった。7回までは毎回、走者を出しながらも「チャンスで1本というところで、なかなか1本でなかった」と話したように、6回に代打西浦の適時打で1点、7回青木の11号ソロと合計2点止まりだった。指揮官は「明日、また戻すと思います」と、連敗ストップがかかる28日のDeNA戦(横浜)で打順を戻すことを明かした。