楽天と航空会社のアイベックスエアラインズは28日、宮城・仙台空港で、アイベックスエアラインズ「楽天イーグルスジェット」の就航セレモニーを行った。コラボに至った経緯を同エアラインズの浅井孝男社長は「ビジネスよりも、コロナ禍の厳しい状況の中で、東北を元気にしようというのは我々も楽天さんも同じ」と説明した。

同ジェットは全長32・5メートルで70人乗り。同エアラインズが所有する10機の内、ラッピングされた機体は18年の宮城県観光PRキャラクターを使用した「むすび丸ジェット」に続いて2機目となった。同社長は「むすび丸ジェットとともに全国を飛び回り、宮城県を力強くアピールしたい」と力を込めた。楽天立花陽三社長(49)は「うまく調整が合えば、ぜひ日本中を飛び回って、東北の皆さんに勝利を届けたい。何としても今シーズンは優勝して東北、仙台に恩返ししたい」と話した。同ジェットの初運航は31日の49便、仙台12時20分発の新千歳行きが予定されている。