阪神が接戦を制し、負ければV消滅の危機で踏ん張った。阪神は6連戦の初戦を制し、2位中日とは2ゲーム差となった。矢野監督の一問一答は以下の通り。

 

-投手戦を振り返り

青柳がほぼ完璧というか。コントロールも良かったですし、青柳らしくゴロをたくさん打たせる素晴らしい投球でした。

-岩崎も

出した時点で任せられる投手。期待通り投げてくれています。

-先制点は木浪

ああいうパンチというのを聖也自身も持っていますし。あの後もヒットも出ましたしね。今日の打撃内容は良かったんで。(小幡)竜平が出てきて、ライバル意識というかそういうものに火が付いてきている。それがいい影響になっているかなと思います。

-近本の決勝打

ラッキーな形ですけど。その前に何回もチャンスがあったんで、そういうところで自分たちで点を取っていけるというところが課題として残っているんで。その前にもっと点を取っていきたいですね。

-2位との対決で初戦を取った

カードの頭を取れるとね、ムードも上がってきますし、そういう意味では明日以降もドラゴンズもいい投手が出てくるので何とか1点でも多く取って勝ちにいきます。

-藤浪が先発

中継ぎに回ってから、本当に晋太郎もまた良くなっていますし、その中でまた頭からどんな投球をしてくれるか。楽しみにしたいと思います。

-木浪が戻ってきてから結果を出した。小幡の存在も

それはずっと競争はあるんでね。そういうところで竜平(小幡)がでてきたところで、聖也も安心できない形ができてるし。竜平も聖也が来るまでは頭からでていたのに今はベンチという形で。また出たいっていう悔しい形になっているし。チームとしてやっぱりそういう形になっていかないと良くないんでね。そういう意味では聖也の意地っていうかそういうのが出たんかな。

-ドラフトがあると競争意識も高まる

いやあ、昨日の今日でどうだっていうのは分からないけど。でも自分も現役の時にキャッチャー取ったなとか同じポジションのヤツが入ってくるなあとか、どこか気になっているんでね。ただ、昨日の今日でそこまで、変えられないし。でも気持ちの面で1打席1打席、なんていうのかなあ、これでチャンスを伸ばしていきたいとか、明日も使ってもらえるようにじゃないけどそういうのは多少あるんじゃないかなと思う。

-シーズン合間にドラフトが入るのは珍しい。切り替えも難しいのでは

切り替えというかね。ドラフトの入り方はすごく自分では変わっていたし。みんなに赤パンツですか? とか言われるけど、シーズン中なんでね。本当に自然に入っていって、また今日、佐藤にも会いに行って、佐藤に会いに行くのも変な感じするけど。いいドラフトができたんでね。まあそういうところでは、試合は特別な感じでもなかったし、普通に。普通じゃないけど、気持ち的には何か変化があって、臨んだってことはないので、あまり違和感は感じてないです。

-藤浪はイメージ的には普通の先発か

どこまでいけるかね。中継ぎやっていたんで、先発の調整はしっかりできて準備というところじゃないのでね。でも中継ぎでやったものは、これからのプロ野球人生においても晋太郎のためになる登板だったと思う。またそこで技術的なもの、精神的なもので、感じたり身につけたものがあると思う。もちろん晋太郎が長いイニング投げたいという思いで上がった以上はいくと思うけど、目の前の打者を抑えるという形で、その状況の中でこっちが判断していこうと思っている。