ヤクルトは2日、山田大樹投手(32)に都内の球団事務所で戦力外通告を行った。現役続行を希望している。

今季は開幕ローテーション入りしたが、2試合に先発し、2敗。6月28日に抹消されて以降は、イースタン・リーグで15試合に登板。2勝6敗で防御率は4・55だった。

06年にソフトバンクに育成1位で入団。10年に支配下登録され、12年に自己最多となる8勝を記録。育成選手としてプロ入りした投手で、規定投球回に到達したのは初めてだった。11年にはパ・リーグの育成選手として初の日本シリーズ勝利を挙げた。17年11月に、無償トレードでヤクルトに加入していた。通算88試合29勝33敗、防御率は3・73だった。