打った瞬間、本塁打を確信し、ゆっくり歩き出した。巨人岡本和真内野手(24)が3年連続の30号を放った。

0-0の3回1死一、二塁。ヤクルト小川の145キロを左翼席上段に運んだ。打点、本塁打のリーグ2冠を大きく引き寄せる1発。2冠王を獲得すれば、球団では10年ラミレス以来で、日本人に限れば02年松井秀喜以来となる。

直前には坂本が2000安打まであと1本に迫る左前打で好機を演出していた。