ドジャースの元監督で殿堂入りしたトミー・ラソーダさんが、7日(日本時間8日)に心臓発作のため93歳で死去した。球団が8日(同9日)、発表した。心臓の病気で昨年11月からロサンゼルス近郊の病院に入院し、年明けに退院したばかりだった。野茂英雄氏(52)がメジャーデビューした当時に監督として後ろ盾となり、球団だけでなく球界に大きな影響を与えたレジェンドだった。

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日本ハム栗山英樹監督がラソーダ氏を悼んだ。スポーツキャスター時代に取材した経験もあり、訃報に接すると「ショックだな…。ドジャーブルーの血が流れているって言って選手たちのためにやり尽くす。憧れでしかない。本当に残念。(昨季の)ワールドシリーズで久々にドジャースが勝って…なんか、そういうのがあるのかな…」と故人をしのんでいた。