レンジャーズへの移籍が決まった日本ハム有原航平投手(28)が10日、千葉・鎌ケ谷で退団会見に出席した。

昨年12月26日、ポスティング制度で移籍が決定。先発ローテーションの一角での活躍を期待されており、2年契約の年俸総額620万ドル(約6億5100万円)で移籍が決定した。

有原は会見の冒頭で「21年シーズンからテキサス・レンジャーズにお世話になる有原です。よろしくお願いします」とあいさつ。新型コロナウイルスの影響で、メジャー市場の動きが停滞していたが「決まってホッとしていることと、ここなら自分自身も頑張れると思った」と、レンジャーズ側の熱意に感謝した。

会見に同席した栗山監督は「本当は、もっと早く夢をかなえさせてあげたかった。久しぶりに僕にとっては、うれしいニュースだった」と目尻を下げて、喜んだ。