西武の新人コンビが、そろって猛アピールした。

南郷春季キャンプ第3クール初日となった11日、シート打撃が行われ、ドラフト4位の若林楽人外野手(22=駒大)が2安打1盗塁を決めた。まずは今井の149キロの直球を中前へはじき返して出塁し、次打者の初球に二盗を成功。さらに160キロ右腕・平良の149キロを右前へ運んだ。打撃に加え、足も見せ「もちろん1番で出られることは自分の中でも目標ですけど、チームでどういうとこで使いたいというのは、まだまだこれからだと思うので、置かれている場所で、1番だったりクリーンアップを目標にやっていきたいです」とハキハキと言い切った。

1打席目の前には、同期入団の同6位・タイシンガー・ブランドン大河内野手(22=東農大北海道オホーツク)が左翼スタンドへ“プロ1号”を放っていた。「1打席目というのは絶対みんなが注目しているので、その中でブランドンは打ちましたし、ブランドンだけじゃなくて1打席目で結果を残したい、まあ、いい内容を求めていたんで」と刺激し合いながら高めていく。