阪神ジェフリー・マルテ内野手とジェリー・サンズ外野手が14日、今季初シート打撃で“初安打”を放った。

宜野座で残留練習に参加。マルテは西純の直球を左前へ運び、「順調に来ているので、いい感じでいけました」。サンズは馬場の変化球を右前に運び、「久々にピッチャーの生きた球を見ることができて良かった」と振り返った。

見守った井上ヘッドコーチは一塁で競わせる両助っ人のライバル意識をあおりながらも「ウチの勝利にはあの2人、飛車角に頑張ってもらわないと」と、レギュラー共存の可能性も示した。

新助っ人メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)はコロナ禍で来日が遅れ、開幕に間に合わないことも考えられる。第4クールからサンズは昨季守った外野の練習も再開予定で、マルテとともに早ければ20日からの第5クールで実戦出場を目指す。同コーチは「あの2人だって『ロハスさん、どうぞどうぞ』と思ってもいないだろうから。何がベストなのかを監督も見て、首脳陣で決めていくしかない」。最善を尽くし、ベストオーダーを見極めていく。

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