1年生のバットが止まらない。青学大・佐々木泰内野手(県岐阜商)が国学院大2回戦の3回、一時同点の2ランを放った。試合は敗れたが、2試合連続本塁打で、出場6試合で早くも今季4号だ。大学の先輩・井口(現ロッテ監督)の通算24本超えを目標にハイペースで量産している。

ちなみに、東京6大学野球リーグ記録は、慶大・高橋由伸の23本塁打。1年春は3本だった。

 

◆佐々木泰(ささき・たい)2002年(平14)12月24日生まれ。岐阜・大垣市出身。岐阜ボーイズから県岐阜商。昨夏の甲子園交流試合で1発を放つなど、高校通算41本塁打。最速143キロ右腕としても活躍。目標とする選手は楽天浅村。趣味は映画観賞。好きな食べ物はラーメン。180センチ、80キロ。右投げ右打ち。

 

◆主な大学生の本塁打ペース 東都大学リーグでは93年春に1年生の今岡誠(PL学園→東洋大)が4本塁打を打っているが、神宮球場を使う東京6大学、東都大学で通算20本以上を記録した打者7人の中で、1年春に4本以上を量産した選手はいない。