巨人坂本勇人内野手(32)が9日、都内病院で精密検査を受け、右手母指(親指)末節骨の骨折と診断された。同日のヤクルト7回戦(東京ドーム)で負傷した。

5回の一塁走者時に捕手中村のけん制でヘッドスライディングで帰塁。直後に右手の手袋を外しトレーナーに状態を確認する場面があった。攻撃時は出場を続けたが、6回守備からベンチに退いた。

坂本は今季、開幕から36試合に出場。打率2割9分9厘、7本塁打と、打線をけん引してきた。チームの絶対的主力と同時に東京オリンピック(五輪)に臨む侍ジャパンでも不動の遊撃手として期待がかかる。東京五輪のオープニングラウンド初戦は7月28日に控える。同箇所の骨折は戦列復帰まで一般的には1カ月程度とみられる。早期復帰へ最善を尽くす。

巨人ニュース一覧はこちらー>