首位快走中の虎にショックが走った。阪神ジョー・ガンケル投手(29)の出場選手登録抹消が9日、決まった。先発したDeNA戦(横浜スタジアム)の投球中に右肩の張りが出たとみられ、3回4安打1失点で緊急降板。矢野監督は試合後、「いったん抹消はする」と明言した。今季はここまで無傷でリーグ最多タイの5勝、防御率2・35。勝ち頭の離脱は誰の目にも痛い。指揮官は今後については「明日病院に行って、そこからの判断になる」と話すにとどめた。

前日8日にはチェンの出場選手登録を抹消しており、これで11日からの6連戦中に先発2人を補充する必要がある。すでに14日巨人戦はアルカンタラの1軍初昇格初先発が確実な情勢。16日巨人戦の先発候補には2軍で週末登板した高卒2年目の西純や斎藤、さらには2軍再調整中の藤浪の名前もあがりそうだ。

阪神ニュース一覧はこちら―>