巨人阪神戦が15日で通算2000試合を迎えた。打者、投手に分けた記録メモを紹介します。

 

◆打者編◆

このカードの最多出場は王(巨人)の572試合で、阪神は吉田の425試合。王が初めて4番に座ったのが62年4月7日阪神戦で、572試合のうち4番で249試合出場した。王は152本塁打も最多で、64年5月3日には4打席連続本塁打を達成。572試合で152本の王は3・8試合に1本ペースだったが、本塁打ペースで王を上回ったのが田淵(阪神)。通算67本は5位も、出場237試合の田淵は3・5試合に1本ペースで量産。73年4月26日~5月10日には巨人戦で1死球を挟み7打数連続本塁打を記録した。

◆投手編◆

登板数は阪神の抑えで活躍した山本和161試合、藤川144試合が1、2位。藤川は両軍最多の46セーブもマークしている。巨人の最多登板は堀内の133試合で、堀内の48勝は両軍トップ。阪神の勝利数1位は村山の39勝だが、村山は白星の3分の1に当たる13勝が完封。このカードで13完封は藤本英雄(巨人)に並び最も多い。両軍で勝利投手になったのが山内新一、小林繁、メイの3人。小林は巨人時代に31試合登板して11勝、阪神時代は38試合で13勝。阪神移籍1年目の79年には巨人戦初登板から8連勝を記録した。