阪神は今季最多の16安打を放って快勝した。
木浪聖也内野手(26)が4安打、高寺望夢内野手(18)は甲子園初安打を含む2安打。井上広大外野手(19)が7回に決勝の2点適時三塁打を放った。
岩田稔投手(37)が今季初先発で3回を無失点、2番手の佐藤蓮投手(23)は甲子園初登板で2回1失点だった。
また、左足首負傷から北條史也内野手(26)が実戦復帰した。
平田勝男2軍監督とのの一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-岩田稔は今季初先発で3回無失点
久しぶりの先発でね、持ち味を十分出したんじゃないかな。ゴロアウトを取ったり、そういったところではちょっとずつ上がってきてるわね。
-3イニングは決まっていた
うん。今日はもうリリーフ陣を普段投げてないピッチャーをどんどん使って行こうというとこだったんで。岩田もほら、開幕っちゅうかほら、(タマスタ)筑後で投げて以来。もう1回投げたか。それ以来だったんで3イニングというところは初めから決まってたんで。
-佐藤蓮が甲子園初登板
甲子園を普段投げてないピッチャーを投げさそうというとこだったんで、佐藤も2イニング目に先頭バッターに四球を出したけど、それ以外は立ち上がりも落ち着いてたし。変化球もストライクとったりできてたんで、だいぶ落ち着いてきたわね、蓮ちゃん。
-球速も最速151キロを計測
もうちょっとね、球の質。スピードはある程度でもそれ捉えられてるやん。真っすぐをポンポンポンポン。だからスピードガンより質がもうちょっと良くなればという。これはまだまだ投げ込んだり走り込んだりしてからのことなので。ただコントロールが四球でストライクが入らない状態。、ブルペンからそういう連絡は上がってきているので、そういったところを評価して徐々にだよ。
-フォークを多投していた
ああいうピッチングができるんだから、打たれてからだけどね。木下にライト前にさ、もったいなかったけど、打たれながら覚えていくんで。初球からフォークを投げたりいろんな工夫はしてたね。これは実戦でないとあれ(試すこと)ができないんで、今日は2イニングで。1イニングだけだったらそういう宿題もなかったけど、2イニング目にトップバッターを四球で出したり、そういったところもあったけど、これからの課題として克服していけばいい。
-高寺は甲子園で2安打
野村だからね打ったのは、ピッチャーが。そういった意味では自信につなげてほしいし、強引にいかないもんな。野村の変化球低めを我慢して逆方向という。彼が一番野村攻略の見本のバッティングをしてくれたよ。
-守備も盗塁も積極的にプレー
気持ちが出てるプレーが随所にあったね今日は。小野寺といい高寺といい、体を張った。アウトにしてやるという気迫が伝わるプレーが多かったよ。
-北條が実戦復帰
最後2イニングぐらい守らせようかなと思ってたけどこういう展開になって、2打席立てたっていうのもだし、久しぶりに甲子園だしね。実戦の勘というか、彼にとってはゲームになると緊張感があっていいものだしね、ファームとはいえ。そういうゲーム勘というか緊張感を味わえて良かったんじゃない。
-木浪も4安打
木浪はああいうところのね、次1軍上がったときは絶対レギュラーを渡さないぞというね。練習からゲームからすべてにおいて隙がない。
-井上が7回に勝ち越し適時打
なんていうかな甲子園で、昨日も1本か。三塁線に打って、甲子園に来ると血が騒ぐのかな。もうちょっと振ってほしいけど。履正社高校のユニホームを着させたほうがいいんじゃないか?
-練習ではガンケルの姿も。今後の登板予定は
いやいや、そこまでのあれは全く。なんの報告もまだ受けてないので、今日もガンケルが合流したというところで、そういう話はしてないので分からん。
-明日の先発は
小川。